C系言語ユーザー向け VCSSL&Vnano即席ガイド

ここでは、C/C++ などのC系言語ユーザーの方が、即席で VCSSL や Vnano を扱うための簡易ガイドを掲載しています。
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はじめに

VCSSLは、データの可視化や、比較的軽めの計算処理、 およびそれらを組み合わせたミュレーションプログラムなどを、 手軽に記述する事を目指したプログラミング言語(スクリプト言語)です。 GUIや2D/3D描画などの汎用機能もサポートしているため、ある程度は簡易アプリ作成のような用途にも使用できます。 逆に、そのような汎用機能は削り、用途を絞って軽量・高速化した省機能版のVnano(VCSSL nano)も存在します。

VCSSLおよびVnanoは、C/C++などの既存のC系言語ユーザーの方が、可能な限り少ない学習コストで扱えるように、 C系のシンプルな文法を採用しています。 このガイドは、実際に各種C系言語ユーザーの方が、最小限の学習コストでVCSSLやVnanoを扱うための、即席的なガイドです。

読者はすでに何らかのC系言語を習得している事を前提としており、C系言語に共通するような内容の説明量を軽く抑える事で、簡潔にまとめています。 内容の目安としては、PDF版で前半(概要/文法)16ページ + 後半(応用)10ページで、1日〜数日程度での読了を想定しています。 ここに掲載しているWEB版も内容は同じで、前半3回(概要/文法)+ 後半2回(応用)になっています。

目次

内容ごとに分かれた連載記事になっています。まとめて読みたい/印刷したい方はPDF版をどうぞ。


VCSSL&Vnanoの概要
C系言語ユーザーの方向けに、VCSSLおよびVnanoの概要を短くまとめています。

プログラムの実行と基本的な入出力
実際にVCSSL&Vnanoでプログラムを書いて実行し、基本的な入出力を行います。

VCSSL&Vnanoの主な文法・仕様
C系言語ユーザーの方向けに、VCSSL&Vnanoの主な文法と仕様についてまとめています。

GUIと2D/3Dグラフィックス
VCSSLの標準ライブラリの中から、GUI と 2D / 3D グラフィックスの簡単な扱い方をまとめています。

外部言語連携
最後に、VCSSLから他言語のコードを実行する方法についてまとめます。
PDF版
C系言語ユーザー向け即席VCSSLガイドのPDF版です。

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