Float64 Scalar Data Accessor Interface 1 (Float64 SDAI1) は、 主に処理系のデータコンテナが実装してサポートする、データ入出力インターフェースの一つです。
この org.vcssl.connect パッケージ内では、スクリプトエンジン側とプラグイン側との間で、必要に応じてデータ型の変換なしにデータを受け渡しするための、 複数のデータ入出力インターフェースが提供されています。
その中でこの Float64 SDAI1 は、64bit浮動小数点数である double 型のスカラ値に対する入出力機能を提供します。
このインターフェースの現在のステータスは "FINALIZED"(確定済み)です。
このインターフェースの仕様は、2022年8月31日時点で最終確定しました。今後は原則として、ドキュメントやコメント類以外の変更は加えられません。
現在は Vnano のスクリプトエンジンでサポートされ、同エンジンを搭載したアプリケーションのプラグイン開発において利用できます。
このインターフェースは、実質的な著作権フリー/パブリックドメインである CC0 に基づいて公開されています。
名前 | INTERFACE_TYPE_ID |
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値の意味 | プラグインのロード時に参照される、このインターフェースの形式ID(値: "FLOAT64_SDAI")です。 |
データ型 | static final String |
名前 | INTERFACE_GENERATION |
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値の意味 | このインターフェースの世代名です(値: "1")。 |
データ型 | static final String |
名前 | setFloat64ScalarData |
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宣言形式 | void setFloat64ScalarData(double data) |
機能 | double 型のスカラ値を設定します。 |
引数 | data: 設定するスカラ値 |
戻り値 | なし |
名前 | getFloat64ScalarData |
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宣言形式 | double getFloat64ScalarData() |
機能 | double 型のスカラ値を取得します。 |
引数 | なし |
戻り値 | スカラ値 |
名前 | hasFloat64ScalarData |
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宣言形式 | boolean hasFloat64ScalarData() |
機能 | double 型のスカラ値を取得可能かどうかを判定します。 |
引数 | なし |
戻り値 | double 型のスカラ値を取得可能であれば true が返されます。 |