VCSSL/Vnano プラグイン インターフェース 仕様書

ConnectorPermissionName
クラス仕様書
(org.vcssl.connect.ConnectorPermissionName)


概要

ConnectorPermissionName は、パーミッションの項目名が定義されたクラスです。

このクラスのフィールドは、本来は enum の要素として定義されるのが自然ですが、 実際にはそうではなく "public static final String" のフィールドが列挙的に定義されています。 これは、それらの定義順序が変更された場合における、 それらを参照しているプラグインの(再コンパイルされない状態での)予期しない動作を防ぐためです。

なお、各フィールドの文字列値を直接(文字列リテラルなどとして)記述する事は推奨されません。 なるべくこのクラスのフィールドを参照してください。

ステータス

このクラスの現在のステータスは "EXTENSION ONLY"(拡張のみ)です。

既存のコンストラクタ/メソッド/フィールドは原則として削除されませんが、将来的に新規追加される事はあり得ます。
また、どうしてもやむを得ない事情があった場合のみ、非推奨化の段階を経た上で、各要素の削除が検討される事もあり得ます。

このクラスは、現在は Vnano のスクリプトエンジンでサポートされ、同エンジンを搭載したアプリケーションのプラグイン開発において利用できます。

ライセンス

このクラスは、実質的な著作権フリー/パブリックドメインである CC0 に基づいて公開されています。

フィールド/メソッド等の一覧

ALL
全てのパーミッション項目を表す、メタ項目名です。
NONE
全パーミッション項目における未設定時のデフォルト値を保持する、メタ項目名です。
DEFAULT
全パーミッション項目における未設定時のデフォルト値を保持する、メタ項目名です。
PROGRAM_EXIT
現在実行中のプログラム(スクリプト)を終了させる事に対するパーミッションです。
PROGRAM_RESET
現在実行中のプログラム(スクリプト)をリセット/再実行する事に対するパーミッションです。
PROGRAM_CHANGE
現在実行中のプログラム(スクリプト)を変更する事に対するパーミッションです。
SYSTEM_PROCESS
オペレーティングシステム等を介して、コマンドや別のプログラム等を実行する事に対するパーミッションです。
DIRECTORY_CREATE
ディレクトリ(フォルダ)の新規作成に対するパーミッションです。
DIRECTORY_DELETE
ディレクトリ(フォルダ)の削除に対するパーミッションです。
DIRECTORY_LIST
ディレクトリ(フォルダ)内のファイル一覧取得に対するパーミッションです。
FILE_CREATE
ファイルの新規作成に対するパーミッションです。
FILE_DELETE
ファイルの削除に対するパーミッションです。
FILE_WRITE
ファイルへの書き込みに対するパーミッションです。
FILE_READ
ファイルからの読み込みに対するパーミッションです。
FILE_OVERWRITE
ファイルへの上書きに対するパーミッションです。
FILE_INFORMATION_CHANGE
ファイルの情報変更(更新日時など)に対するパーミッションです。

フィールド

名前 ALL
値の意味 全てのパーミッション項目を表す、メタ項目名です。
データ型 static final String
名前 NONE
値の意味 全パーミッション項目における未設定時のデフォルト値を保持する、メタ項目名です。
データ型 static final String
名前 DEFAULT
値の意味

全パーミッション項目における未設定時のデフォルト値を保持する、メタ項目名です。

明示的に設定されていないパーミッション項目には、 デフォルト値(例えば DENY など) が自動的に設定されます。このデフォルト値は、このメタパーミッション項目「 DEFAULT 」の値を変える事で変更できます。 例えば、この「 DEFAULT 」項目に値 ASK を設定すると、 スクリプトエンジンは、未設定のパーミッションが要求された際に、ユーザーに許可/拒否を尋ねるようになります。

データ型 static final String
名前 PROGRAM_EXIT
値の意味 現在実行中のプログラム(スクリプト)を終了させる事に対するパーミッションです。
データ型 static final String
名前 PROGRAM_RESET
値の意味 現在実行中のプログラム(スクリプト)をリセット/再実行する事に対するパーミッションです。
データ型 static final String
名前 PROGRAM_CHANGE
値の意味 現在実行中のプログラム(スクリプト)を変更する事に対するパーミッションです。
データ型 static final String
名前 SYSTEM_PROCESS
値の意味 オペレーティングシステム等を介して、コマンドや別のプログラム等を実行する事に対するパーミッションです。
データ型 static final String
名前 DIRECTORY_CREATE
値の意味 ディレクトリ(フォルダ)の新規作成に対するパーミッションです。
データ型 static final String
名前 DIRECTORY_DELETE
値の意味 ディレクトリ(フォルダ)の削除に対するパーミッションです。
データ型 static final String
名前 DIRECTORY_LIST
値の意味 ディレクトリ(フォルダ)内のファイル一覧取得に対するパーミッションです。
データ型 static final String
名前 FILE_CREATE
値の意味 ファイルの新規作成に対するパーミッションです。
データ型 static final String
名前 FILE_DELETE
値の意味 ファイルの削除に対するパーミッションです。
データ型 static final String
名前 FILE_WRITE
値の意味 ファイルへの書き込みに対するパーミッションです。
データ型 static final String
名前 FILE_READ
値の意味 ファイルからの読み込みに対するパーミッションです。
データ型 static final String
名前 FILE_OVERWRITE
値の意味 ファイルへの上書きに対するパーミッションです。
データ型 static final String
名前 FILE_INFORMATION_CHANGE
値の意味 ファイルの情報変更(更新日時など)に対するパーミッションです。
データ型 static final String