ファイル出力
描画したグラフィックスデータは、 表示画面やファイルに出力しなければ意味がありません。 ここでは、ファイル出力処理を扱います。
グラフィックスのファイル出力
描画したグラフィックスデータは、画面に表示するだけでなく、 Graphics ライブラリのexportGraphics 関数を使用し、 BMP/PNG/JPEG 形式の画像ファイルに出力する事も可能です。
- 関数仕様 -最初の引数graphicsID には出力するグラフィックスデータのID を、 続いてfileName にファイル名、format にファイル形式を指定します。 ファイル形式には "BMP", "PNG", "JPEG" のどれかを指定します。
なおJPEG 形式では、以下のように末尾に引数をもう一つ追加し、 画質をパーセンテージで指定する事が可能です。
- 関数仕様 -int graphicsID, string fileName, string format, float quality
)
追加された末尾の引数quality には、画質をパーセンテージで指定します。
プログラム例
それでは実際にウィンドウを生成し、 グラフィックスデータを画面に表示してみましょう。 以下のようにプログラムを記述し、実行してみてください。
このプログラムを実行しても画面上は何も起こらないので、 起動したら数秒だけ待ってコンソールを閉じてください。 その後、プログラムのあるフォルダに「 Test.png 」という画像ファイルが生成されているので、 画像ビューアソフトなどで開いてください。 上のプログラムでは何も描画していないので、透明な画像が表示されるはずです。